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発汗刺激

 

発汗刺激とは、気温や運動、辛い食べ物などによって体温が上昇することによって、脳の視床下部が刺激されることをいいます。この発汗刺激によって、人の身体は発汗が行われるのです。多汗症の場合はこの刺激に敏感だったり、過剰反応したりします。デリケートな体質の方に多汗症は発症しやすい傾向にあるのですが、デリケートゆえに発汗刺激に反応しやすいのかもしれません。

多汗症を改善する場合は、この発汗刺激を抑えるために、抗神経薬などを投与されることがあります。いわゆる神経遮断薬と呼ばれるもので、抗コリン剤などが有名かもしれません。多汗症の改善に効果のある治療薬ですが、神経系に作用する薬というのは、通常以上に注意が必要となります。がむしゃらに飲めば良い、という類のものでは決してないので、医師との相談の上で処方してもらい、指導通りに服用しましょう。

発汗刺激は、人体の機能を維持するためには絶対に必要といえるものです。ですので、これを抑止する神経遮断薬などの使用は、度が過ぎれば当然ながら人体に悪影響を及ぼすというわけです。例えば緑内障などを患っている方にはお使いできないのですが、もし誤って服用してしまうと、失明の危険さえあるほど危険なものなのです。

発汗刺激に過敏すぎると、多汗症になってしまうケースもあるにはあります。とはいえ、だからといって発汗刺激を抑えようと神経遮断薬を使用しすぎるのは、大変危険ですので控えてください。


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